意外に難しかったり、失敗したりなワンポットパスタを失敗なく作る基本の方法を紹介します。
100回以上作ってて、まじで失敗していないので、じっくり、しっかり読んでいただけたら嬉しいです♪

ワンポットパスタ略してワンポパ(僕の造語w)は洗い物が少なくて、時短で、下にまとめた方法なら本格的なもちもちパスタが作れますよ〜
ワンポットパスタとは?
簡単に説明するとワンポットパスタはお鍋orフライパンひとつで、パスタを茹でるところから味付けソースまでを作ってしまう調理方法なんです。
さらに1人分ならレンジでも作れちゃいます!

画期的なワンポットパスタにも、メリットとデメリットがあるので確認をします♪
基本の動画を撮影しました
ワンポットパスタのオイル味・和風味の基本の動画を公開しました♪
メリット「お手軽」
洗い物が少ない。少人数を作るのに適している。短時間で作れる。こんなにお手軽でいい事づくめなんですね。
一人暮らしの方や少量しか作らないランチ、簡単にご飯を済ませたい時に大変重宝する料理方法なんです。
デメリット「オイル系パスタが苦手」
ワンポットパスタはパスタを煮込みながら作るのでとろみが出やすいんですね。
トマトソースやクリームソースのパスタとは相性が良いのですが、オイル系パスタのペペロンチーノなどは上手くできないと言われてきました。

しかし、たくさん失敗して試行錯誤を重ねてワンポットパスタでも上手にオイル系パスタが作れる方法を発見したんです!
デメリットを克服したワンポパの作り方
どこのレシピサイトにも書いてある定番の作り方は、沸騰したソースへパスタを入れるですが、この方法だとどうしてもパスタにぬめり、とろみが出やすいんです。
僕の方法は水の状態へ味付けと油、具を入れて料理を始めるのです。
この方法であれば、ぬめり、とろみも出ないのでオイル系パスタが上手に作れます。
普通のパスタがモチモチ
さらに嬉しいポイントがあり、パスタがもちもちします。
水からパスタを茹でることで普通に茹でるパスタより水分が入り、程よいもちもち感が付きます。このおかげで普通に茹でてソースとからめるパスタよりもちもち美味しいワンポットパスタができるんですよ〜
失敗しないペペロンチーノはこちら

https://wanpopa.moyasi.work/2020/06/02/rrenzide-peperontiーno/
基本の作り方 「3つの工程」
ワンポットパスタを上手に作るには3つの工程ががあります。この3つを押さえれば失敗せずに美味しいワンポットパスタが作れますよ。
①フライパンor鍋へ材料を入れる
火をつける前の鍋orフライパンへ、半分に折ったパスタ、水、塩、具、油を入れます。
ここで必ず行ってもらいたい事はパスタを半分に折る工程です。パスタをそのまま入れると水に浸からない部分がでちゃうので、固いまま茹であがらないパスタになってしまいます。
なので、必ずパスタは半分に折って入れてくださいね。
②沸騰したらトマトジュースor牛乳を入れる
トマト系はトマジュース(無塩)、クリーム系は牛乳を入れます。始めから入れて煮込むとパスタ同士がくっつきやすくなり上手に茹で上がりません。なので、必ず一回沸騰してから入れます。
ペペロンチーノなどオイル系パスタの場合はこの工程はないので飛ばしてくださいね。
③沸騰したらごく弱火にしてフタをする
ソースの素を入れて再沸騰したら、ごく弱火にしてフタをします。ここの火が強すぎるとパスタが美味しく茹であがらなかったり、とろみがつきすぎてしまったりします。
ですので沸騰したら極弱火にしましょう。極弱火は弱火のさらに弱火です。ガスコンロでは炎がチョロちょろしている程度です。IHヒーターであれば1〜2の設定です。
最後に余った水分は強火で飛ばします。
※コンロ、火加減によっては水分が余ります!余ったら強火で水分を飛ばすか、最初から水を一人分50ml減らして作ってみてください♪
美味しいトマトパスタはこちら


失敗しないポイントをまとめました
大きく5つ項目がありますが全部覚えなくてもokです。レシピの方に詳しく書いてあるので「ふーん、こんな感じね」くらいで頭の隅に置いといてもらえればと思います。
パスタ(乾麺)100gに対し水300cc
大まかな目安になりますがこれより少ないと茹で上がりませんし、多いとスープパスタみたいになってしまいます。100gに対して水分300ccがちょうど良い割合です。
※コンロによっては水分が余ります!余ったら強火で水分を飛ばすか、最初から水を一人分50ml減らして作ってみてください♪
また、トマトジュースや牛乳を入れる際は、水200ml:ソース分100ccの分量で作ります。

これさえ覚えておけばベストな茹で上がりができますよ♪
パスタの太さは1.6mm
パスタの太さは1.6mmが良いです!0.9〜1.8mmまで試しましたが、1.6mmがちょうど良かったです。細すぎるとグズグズ、太すぎると固い。など上手に茹で上がりませんでした。
一般的にもお店には1.6mmが売っていることが多いし手に入りやすいので1.6mmをおすすめします。
茹で時間は沸騰してから袋の表示時間
茹で時間の目安は沸騰してごく弱火に落としフタをしてから、袋の表示時間でアルデンテになります。
茹で時間が5分以下のパスタの場合は5分にてください。早茹でパスタの茹で時間で作ると、具に火が入りきらないので必ず5分煮てください!
最終的なパスタの固さは好みがあるので、フタを開けて食べてみて好みの固さを探してみてくださいね〜
味付けの塩分量は一人3g
パスタの味付けって難しいですよね、そこでわかりやすい表を用意しました!一人分の塩分量を3gで計算しましたので目安にして下さい。
調味料 | 一人分の目安 |
---|---|
塩 | 小さじ1/2 |
しょう油 | 小さじ2強 |
めんつゆ(2倍濃縮) | 大さじ3 |
白だし | 大さじ2 |
この味付けはお店で食べる濃さを基準にしてきます。食べてみて濃い場合は少し減らして作ってください。
油は多めでしっかり沸騰させる
油の量を多めにするとパスタがくっつかずに、お店の味に近づくんです。
一人分の目安として大さじ1を基準にして下さい。
あと一回しっかりと沸騰させるのも大事です。しっかり沸騰させるとパスタのタンパク質が固まり、パスタ同士がくっつかずに美味しく茹で上がります。
ここの沸騰が甘いと水分が残りすぎる原因になります。
ワンポットパスタでレパートリーを増やそう
まとめになりますがワンポットパスタを覚えれば料理のレパートリーが増えます。同じ作り方でもキノコを足すだけだったり、ベーコンを入れたりするだけで全然違うパスタが作れます。
オイル系、トマト系、クリーム系、和風系など簡単に挙げただけでも、これだけのパスタが作れます。
具が一緒でも味の違うパスタのレパートリーが4種類も増えるんです。ぜひワンポットパスタを習得して料理上手になりましょう。
僕のブログはワンポットパスタのレシピ掲載しています。どれも自信があるので、ぜひお試しいただけたら嬉しいです♪

最後までご覧いただきありがとうございました!
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